【記事タイトル】
Your Questions About Food and Climate Change, Answered
食事と気候変動についてのＱ＆Ａ
【記事概要】
日常の食生活が地球温暖化に与える影響について、Ｑ＆Ａでまとめる。
・温室ガスのうち、1/4は人間の食生活に起因
・畜産は温室ガス排出の14.5％
・牛肉、羊肉、チーズは特に環境負荷が高い（牛肉は豆腐の17.7倍、チーズは5.4倍、豚肉は3.8倍、養殖魚は３倍、などのデータを紹介）
・肉になる家畜を育てるには、食肉の量の３倍の飼料（穀物）が必要。
・オーガニックかどうかは気候変動とはそれほど関係がない
・ヴィーガンの食生活は標準より45％環境負荷がない。牛肉を他の肉に替えるだけでも20％減らせる
【引用元】
（英文は引用したものです。訳文は当ブログで作成しました。引用元は上記リンクです。ぜひ続きを読んでみてください）
【記事冒頭】
Does what I eat have an effect on climate change?
Yes. The world’s food system is responsible for about one-quarter of the planet-warming greenhouse gases that humans generate each year. That includes raising and harvesting all the plants, animals and animal products we eat — beef, chicken, fish, milk, lentils, kale, corn and more — as well as processing, packaging and shipping food to markets all over the world. If you eat food, you’re part of this system.
私が食べているものが、気候変動に影響するの？
はい。世界の食の供給システムは、人類が１年毎に発生させる地球温暖化の温室ガスのうち４分の１を占めます。これには、野菜や穀類、動物などすべての食料品を育てたり収穫したりすることが含まれます。私たちは牛、鶏、魚、牛乳、豆類、野菜、穀類などを食べ、また加工し、包装し、世界上の市場にそれを出荷します。あなたが食べるなら、あなたはこのシステムに加わっているということです。
How exactly does food contrihute to global warming?
Lots of ways. Here are four of the biggest: When forests are cleared to make room for farms and livestock — this happens on a daily basis in some parts of the world — large stores of carbon are released into the atmosphere, which heats up the planet. When cows, sheep and goats digest their food, they burp up methane, another potent greenhouse gas contributing to climate change. Animal manure and rice paddies are also big methane sources. Finally, fossil fuels are used to operate farm machinery, make fertilizer and ship food around the globe, all of which generate emissions.
実際のところ、食料品がどうやって地球温暖化に寄与しているの？
いろんな側面で。その中でも主な４つの要因は以下のとおりです。農場や畜産のための場所を作るために森林が伐採されること（これは世界のどこかで毎日起こっていることです）。それにより、大量のCO2が大気中に放出され、温暖化につながります。牛や羊やヤギが飼料を消化するときに、「ゲップ」でメタンを放出します。メタンは、気候変動につながる温室ガスとして、影響の大きなものです。動物性肥料、稲のもみがらはも大きなメタンの発生源です。最後に、農場で使われる機械、肥料を作ること、そして世界各地への運搬、それらの過程でもCO2が排出されています。
