【記事タイトル】
Great Barrier Reef Will Die Without Climate Action, SMH Reports
気候変動への対応がなければ、グレート・バリア・リーフは死滅するだろう
【記事概要】
・グレート・バリア・リーフ(とその生態系)は、地球の気温があと0.5度上昇したら致命的とされる。
・オーストラリア経済は化石燃料の採掘への依存が大きいが、気候変動への対応は選挙の争点になっている。
【引用元】
(英文は引用したものです。訳文、単語の意味については当ブログで補いました。引用元は上記リンクです。ぜひ続きを読んでみてください)
【記事冒頭】
Australia’s iconic Great Barrier Reef will die unless radical climate action is taken, including phasing out coal-fueled power, the Sydney Morning Herald reported, citing a report by a government agency.
オーストラリアの象徴的な存在であるグレート・バリア・リーフは、石炭火力発電を含めた、気候変動への根本的な対応が取られない限り死滅するだろう。これは、政府機関の報告書を引用して、シドニー・モーニングヘラルド紙が伝えたものだ。
【単語リスト】
reef 礁
iconic 偶像の、アイコン的な
radical 根本的な、徹底的な、急進的な
phase out ~を段階的に廃止する
coal 石炭
agency 代理人、(政府の担当)機関、部局
【訳注】
※Great Barrier Reef グレート・バリア・リーフ。オーストラリア北東の海岸に広がる世界最大のサンゴ礁。2600kmを超える長さ。絶滅危惧種にしていされる固有種の居住地でもある。
(wikipedia、日本語と英語を貼りつけておきます)
Great Barrier Reef - Wikipedia
※coal-fueled power 石炭火力発電。下記(J-power)のページでは、2014年のデータとして、日本で34%、世界で41%は石炭によって発電されていると紹介しています。
世界中の電気の4割を担う石炭火力発電 | もっと知ってほしい石炭火力発電 | J-POWER(電源開発株式会社)
※Sydney Morning Herald シドニー・モーニング・ヘラルドは1831年創刊の南半球で最古の新聞だそうです。
※government agency 政府機関。具体的には「Great Barrier Reef Marine Park Authority」のこと。下記にオフィシャルサイトのリンクを貼っておきます。