【記事タイトル】
Nobel-nominated teen climate activist posts Autism Awareness Day message
10代のノーベル賞候補の少女、自閉症啓発デーにメッセージ
【引用元】
(英文は引用したものです。2019年4月2日の記事です。訳文、単語の意味については当ブログで補いました。引用元は上記リンクです。ぜひ続きを読んでみてください)
【記事冒頭】
A 16-year-old Swedish climate activist whose address to the United Nations Climate Change Conference made headlines last year discussed her experience with autism on World Autism Awareness Day in a Facebook post Tuesday.
昨年のCOP24で話題となった16歳のスウェーデン人環境活動家が、4月2日の「世界自閉症啓発デー」に、自閉症の経験について自身のフェイスブックに投稿した。
(グレタ・トゥンベリのFacebook投稿内容の一部)
“Our societies need to change, and we need people who think outside the box and we need to start taking care of each other. And embrace our differences,”
「私たちの社会は変わる必要がある。それには、枠にとらわれずに考えられる人が必要だし、他者への配慮が必要。違いを抱きしめることも」と彼女は書いた。
【単語リスト】
make headlines 見出しになる、ニュースになる
embrace 抱擁する、抱きしめる
【訳注】
・A 16-year-old Swedish climate activist Greta Thunberg(グレタ・トゥンベリ)のこと。大人たちの気候変動への取り組みが不十分だと訴えている。ノーベル平和賞にノミネートされている。
・United Nations Climate Change Conference 気候変動枠組条約締約国会議。2018年は12月にポーランドのカトヴィツェで開催された。通称COP24。グレタ・トゥンべリはそこでスピーチし、それがニュースになった。
(参考記事↓)
・autism 自閉症。「世界自閉症啓発デー」サイトより転記:
自閉症は、「常に自分の殻に閉じこもっている状態」と考えられたり、「親の育て方が冷たかったということが原因ではないか」と思われることがありますが、これは正しくありません。
脳の発達の仕方の違いから「他の人の気持ちや感情を理解すること」「言葉を適切に使うこと」「新しいことを学習すること」などが苦手であり、一般的な「常識」と思われることを身につけることも苦手です。このため、真面目に取り組んでいても、誤解されることがあります。
なお、自閉症の人たちは、とても「純粋」で、自分の感じたままに話したり、行動したりすることがあり、感覚が過敏であったり記憶が抜群な人もいます。
・World Autism Awareness Day 世界自閉症啓発デー。4月2日。国連総会で決議され、自閉症の理解を広めようとする主旨のもの。
(日本語サイト)
世界自閉症啓発デー公式サイト - 「世界自閉症啓発デー」とは
(英語サイト)
World Autism Awareness Day 2019 - National Awareness Days Events Calendar 2018 & 2019 - UK & US