【記事タイトル】
Cyclone Idai: why disaster awareness and preparedness matters
サイクロンイーダイ：災害への意識や準備がなぜ重要なのか
【引用元】
（英文は引用したものです。2019年３月22日の記事です。訳文、単語の意味については当ブログで補いました。引用元は上記リンクです。ぜひ続きを読んでみてください）
【記事冒頭】
Beira, one of Mozambique’s oldest cities and the country’s fourth largest, is in ordinary times a spectacular port city overlooking the Indian Ocean.
Founded in the 19th Century by the Portuguese, the city’s landscape is dotted with buildings which evoke memories of colonial architecture in the world’s second largest Lusophone country.
But these are no ordinary times in Beira. On 14 March 2019, the city was struck by the devastating Cyclone Idai, the largest tropical cyclone to hit the country since Jokwe which made landfall in 2008.
ベイラはモザンビークのなかでも歴史ある都市の１つで、国内第４の都市。平時はインド洋を見渡せる美しい港の都市だ。
この町はポルトガルによって19世紀に創られ、町には植民地時代の建築の記憶を呼び起こす建物が点在している。この国は、ポルトガル語を話す国として世界２位の大きさだ。
しかし、ベイラは今平常の時ではまったくない。2019年３月14日、非常に強いサイクロン「イーダイ」がこの町を襲った。「イーダイ」は、2008年に上陸したサイクロン「Jokwe」以来最大となるサイクロンだ。
【単語リスト】
cyclone サイクロン（インド洋に発生する強い熱帯低気圧）、（一般に）低気圧、大暴風
awareness 知ること、意識、配慮
preparedness 準備、覚悟、備え
ordinary times 平時、日頃
spectacular 見世物の、壮観な
overlook 上から見下ろす、見晴らす、監視する、ざっと目をとおす、大目に見る、見逃す
landscape 景色、風景、景観
dot （名詞）点、（動詞）点を打つ、点在する
evoke 呼び覚ます
colonial 植民地の
devastating 圧倒的な、破壊的な、甚大な被害をもたらす
landfall （飛行機の）陸地初認、（宇宙船の）着陸、（台風の）上陸
【訳注】
Cyclone Idai サイクロン「イーダイ」。2019年３月中旬にアフリカ南東部を襲った大型のサイクロン。３月24日時点での報道では、モザンピークなど３ヵ所で750人を超える死者を出している。（参考記事↓）
Mozambique: Dramatic drone footage reveals Cyclone Idai's devastating power - CNN
Beira ベイラ。モザンピーク（南アフリカ共和国の北に位置）の湾岸都市。インド洋に面している。（wikipedia↓）
Lusophone country ポルトガル語を主に話す国のこと。（wikipedia↓）
List of territorial entities where Portuguese is an official language - Wikipedia
※記事では「世界２位」とあります。人口で考えてブラジルが１位で、モザンビークが２位とのことと思われますが、同じくポルトガル語を話すアンゴラが２位との資料もあります（↓参考）
Population of Countries in Africa 2019
Jokwe 2008年のサイクロン。（wikipedia↓）
